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埼玉県草加市のごとう整骨院です。ケガはもちろん、交通事故・自律神経の治療・アスリート専門筋膜治療・ボディエステなどを専門にしています。日曜日も診療しています。

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ごとう整骨院 院長のつぶやき

【 使える筋肉と使えない筋肉? 】

トレーニング好きな方、お待たせ致しました!
今日は「使える筋肉と使えない筋肉ってあるの?」
という話です。

そもそも「使える筋肉とは何か?」と言うことですが、
これは「実際の動き(行なっているスポーツ・武道など)でちゃんと筋肉が動いて、目的動作ができるか?」と定義します。

皆さん様々なスポーツを行っていると思います。
一番良いのは実戦を行なうことが一番ですが、
なかなか練習できない場合、筋トレなどをすると思います。

ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなどが有名ですね。3大トレーニングなどと呼ばれます。
キツイのであまりやりたくないですね(笑)

僕は嫌いです(爆笑)

ジムに行くと筋肉隆々の方がいますが、
果たして実戦でもその筋肉は使えるのでしょうか?

筋肉量=実戦の能力
だとすると、一番能力が高いのは「筋肉のある人」
と言うことになります。

ということは、ボディビルダーの様な身体を持っている人が
全てのスポーツ、武道などでトップクラスにいるはずです。

ですが、実際はどうでしょう?

もちろん、肥満体でぶよぶよの体をした人は
トップクラスにはいませんが、ボディビルダーのような
身体をしている人は少ないと思います。

むしろ、絞れているけど少し脂肪がついているような
身体をしていると思います。(競技によりますが)

とうことは、筋肉量=実戦の能力が間違っている
と言うことになります。

実際は筋肉量≠実戦の能力と言うことです。

ではなぜ筋力があるのに、実戦の能力がない
のでしょうか・・・?

それはトレーニングの方法にあります。

ベンチプレスを例にしましょう。

主に胸や腕を鍛えます。
ベッドに横になり、胸の上で重いバーベルを持ち上げる。
これを繰り返し、筋肉をいじめて強くしていきます。

さて、実戦で考えてみましょう。

ベッドに横になり、胸の上で重い物(相手など)を
持ち上げる。
果たしてそのような競技(動き)があるでしょうか?

また、立った状態で考えると、ベンチプレスの動きは
相手を押すという動きになります。
しかし、相手を押すことはできないでしょう。

それはなぜか?

壁を背にして相手を押すことができるなら
押せると思います。

しかし、実際相手を押す場合、壁を背にすることは
ほぼありません。

相手を押す際に大切なのは脚力(踏ん張る力)です。
踏ん張れる脚の筋力がないと、いくら上半身が強くても
押せません。脚が負けてしまい、結局強い力で押せません。

また、押す際に踏ん張る力や押す方向などを
細かく変える必要もあります。
それは筋力ではなく神経系の働きになります。

ベンチプレスで常に100%でトレーニングしていると
その繊細な出力の調節ができなくなります。

そのため、動きが雑、大きいなどの弊害が出てきます。

要は「使えない筋肉」と言うことになります。

せっかく辛いトレーニングをしているのに、
逆効果になることもあります。

トレーニングの際には「自分は何の為にトレーニングするのか」を再認識していただければと思います。

モテたい人は見せるだけの筋肉でOKですよ♪

次回は使える筋肉の鍛え方について書こうと思います。



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